データセンター

久留米大学バイオ統計センター
久留米大学
バイオ統計センター
室谷健太

臨床研究において質の高いエビデンスを得るためには、科学的かつ倫理的な研究計画を策定し、計画書に従い適切に臨床試験を遂行し、その臨床データを確実に収集・管理・解析することが重要です。また、独立した第三者的な立場で試験全体の品質管理を行うことも重要であり、データセンターはこの中心的役割を担います。データセンターでは、臨床研究の実施計画書(プロトコール)及び症例報告書(調査票)等、研究の初期段階から参画し、症例登録・割付、進捗管理、データ管理、統計解析などを通して、データの品質管理を行い、臨床研究の科学的側面を保証し、研究結果の信頼性を担保します。

症例登録・割付

  • ・症例登録票/システムの作成
  • ・FAX/WEBによる症例受付
  • ・プロトコールに従った適格性の判定
  • ・割付(動的割付や層別割付など)
  • ・登録の進捗管理

データマネジメント

  • ・データベースの構築
  • ・収集されたデータのロジカルチェック・マニュアルチェック
  • ・クエリ(DCF)対応
  • ・または外部委託

統計解析

  • ・研究実施計画書作成支援(試験デザイン、解析方法、症例数設計など)
  • ・統計解析(最終解析)
  • ・論文作成支援
  • ・解析に関する各種コンサルティング