婦人科腫瘍委員会
委員長 | 理事 | 大野 達也 | 群馬大学大学院医学系研究科 |
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委員 | 青鹿 友美 | 埼玉医科大学国際医療センター | |
有賀 拓郎 | 琉球大学病院 | ||
安藤 謙 | 群馬大学医学部附属病院 | ||
伊井 憲子 | 日本赤十字社 伊勢赤十字病院 | ||
生島 仁史 | 徳島大学大学院 | ||
礒橋 文明 | 奈良県立医科大学 | ||
牛島 弘毅 | 埼玉県立がんセンター | ||
宇野 隆 | 千葉大学大学院 医学研究院 | ||
梅澤 玲 | 東北大学病院 | ||
小川 一成 | 自治医科大学 | ||
小此木 範之 | 順天堂大学医学部 | ||
加藤 真吾 | 埼玉医科大学国際医療センター | ||
金本 彩恵 | 新潟県立がんセンター新潟病院 | ||
兼安 祐子 | 独立行政法人 国立病院機構福山医療センター | ||
川中 崇 | 徳島大学大学院医歯薬学研究部 | ||
小林 なお | 量子科学技術研究開発機構 QST病院 | ||
土田 圭祐 | 神奈川県立がんセンター | ||
戸板 孝文 | 沖縄県立中部病院 | ||
徳丸 直郎 | 兵庫県立粒子線医療センター | ||
新部 譲 | 久留米大学 | ||
西村 哲夫 | 静岡県立静岡がんセンター | ||
野田 真永 | 埼玉医科大学国際医療センター | ||
播磨 洋子 | 関西医科大学総合医療センター | ||
村上 直也 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 | ||
村田 和俊 | 群馬大学医学部附属病院 | ||
室伏 景子 | 東京都立駒込病院 | ||
吉田 賢史 | 鳥取大学医学部附属病院 | ||
若月 優 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 | ||
理事 | 渡辺 未歩 | 千葉大学大学院医学研究院 |
活動状況報告
進行中の研究課題
- 1) 子宮頸癌QOLに関する全国調査ー放射線療法群と手術療法群の比較ー(兼安)
解析結果を英文誌に投稿準備中。本研究で開発されたQOL調査用紙が国内の臨床試験(JGOG1082)で採用された。性生活については、婦人科腫瘍学会誌に投稿予定。今回の調査結果を踏まえた患者用パンフレットを作成すべく、資料収集中。 - 2) 子宮頸癌の放射線治療予後予測因子としてのバイオマーカー(ApoC-II)再現性評価に関する多施設共同前向き試験:JROSG10-4(播磨)
英文誌に投稿準備中。 - 3) 骨盤リンパ節転移陽性の子宮頸癌術後放射線療法に関する調査研究(徳丸)
データセンターにデータ確認を行った。投稿準備中。 - 4) ラジオミクスの手法を用いた子宮頸癌IIB期のimaging predictorの探索(生島)
のべ229例のデータが得られた。データの解析も終えて、今後日本婦人科腫瘍学会等で発表する予定。 - 5) 子宮頸癌に対するHybrid Brachytherapyの多施設後ろ向き研究(村上)
データ収集中。今年中にデータ収集を終了し、解析に移る予定。 - 6) 子宮頸癌の3D-IGBT HR-CTVのCTとMRI対比(若月、渡辺、安藤)
web業者にデータ提出済み。近日中に参加者に連絡が行く予定。
最初にアプリケーター挿入下のCTを、終了後数週間後にMRIでcontouringしていただく。 - 7) 子宮頸癌の3D-IGBT子宮体部と腟側のIR-CTVコンセンサス(若月)
描画を含んだアンケートを集計した。JASTROで発表予定。 - 8) 子宮頸癌術後再発に対する救済的放射線治療成績(戸板)
研究方針の再確認が行われた。術後断端再発に対する放射線治療について、各施設での現状が報告された。本研究については、対象の選定が重要であることが確認された。術後放射線治療が適切に行われず、化学療法のみが行われ再発となった群を対象とするのであれば、婦人科との連携も必要ではないか、再発例のなかでも照射可能な症例しか放射線科に紹介されていないのではないか、等の意見が挙げられた。今後、メール等で議論を深めることが確認された。 - 9) 婦人科腫瘍放射線治療後の晩期有害事象のマネジメントに関するアンケート調査(安藤)
JROSG婦人科腫瘍班員14名からアンケートの回答が得られた。アンケート結果で評価者間のばらつきが大きいことが判明したため、このデータでshort communicationでの論文作成中。 - 10) 子宮体癌多施設調査研究(兼安、安藤)
最終的には子宮体癌IGBTのコンセンサス形成を目指す方針に。その前段階として、多施設後ろ向きで根治的な治療を行なった症例の治療成績解析を行う方針。
スタディデザイン決定のため、アンケートを行う。現在コンセプト作成中。 - 11) 子宮頸部腺癌の多施設調査研究(小此木)
伊丹班で集積されたデータのうち、子宮頸部腺癌に関するデータを用いて解析する予定。既に伊丹班の研究代表者の了承を得た。多施設調査研究のため、各施設から臨床データが集積されつつある。
今後の活動
当面は、メールやオンライン会議を活用していく。
以上
2020年5月8日更新